プラットフォーム·用語集

cTraderとは?プラットフォームの特徴と運用実績を記録する仕組み

cTraderは、個人向けFXでMetaTraderに代わる主要な取引プラットフォームです。MetaTraderとの違い、OAuthによる認可の仕組み、当サイトで実際に見えるプラットフォームの内訳を解説します。

cTraderは、Spotware社が開発してブローカーにライセンス提供している取引プラットフォームです。体制はMetaTraderと同じで、サーバーはブローカーが運用し、トレーダーはクライアントを使います。個人向けのFX・CFD口座ではMetaTraderに代わる主要な選択肢で、執行方式を隠すのではなく、むしろ前面に打ち出したいブローカーに選ばれることが多いプラットフォームです。

仕組み

この種のプラットフォームはどれも3つの要素でできていますが、cTraderでは役割の分かれ方が違います。

cTrader Desktop / Web / Mobile   ← チャート、cBot、クライアント側の処理
    ↕ FIXまたはOpen API
ブローカーのサーバー              ← 注文の約定処理、ポジション、残高
cAlgo(C#)                       ← cBotやインジケーターを書くための言語

実際の運用で効いてくる違いは2つです。1つは、自動売買のプログラムをMQLではなくC#(シーシャープ)で書くこと。広く使われている言語なので、デバッガーもそのまま使えます。もう1つは、cTraderがポジションベースであることです。同じ銘柄の複数の注文は1つのポジションにまとめられ、平均価格も1つになります。MT4では注文1件ごとに別々のポジションです。この設計の違いだけで取引件数の数え方が変わり、cTrader口座から作られる記録では、勝率、平均保有時間、取引量の計算も変わってきます。

第三者のアクセスは、OAuth2認可を使ったcTrader Open APIを通ります。トレーダーはcTraderの画面に移って連携を承認し、口座分析サービスはトークンを受け取ります。パスワードを渡す必要はなく、トークンはcTraderのアカウントからいつでも取り消せます。口座分析サービスがこのトークンで注文を出したり、変更したり、決済したりすることはできません。

なぜ重要か

cTraderで取引していて運用実績を公開したいと思っても、最近まではプラットフォームを選んだ時点で行き止まりでした。よく知られた2つの口座分析サービスはどちらもMetaTraderを中心に育ってきたもので、cTrader口座には連携できません。「どこかに連携してリンクを送ればいい」という定番のアドバイスが、そもそも使えなかったのです。

OAuthによる方法は、この分野の認証情報の仕組みの中でもいちばんすっきりしています。読み取り専用の投資家パスワードは安全ですが、自分で変えない限りずっと有効です。OAuthのトークンなら、取引用の認証情報には一切触れずに、プラットフォーム自身の設定から取り消せます。

実データから見えること

ShowMyTradesはMT4、MT5、cTrader、TradeLockerに対応しており、cTrader口座にもMetaTrader口座とまったく同じ公開ページが用意されます。ブローカーと同期され、運用実績は認証済み、埋め込みもできるページです。

伝えたいのはこの1点で、話は短く済みます。この分野でよく知られた2つの口座分析サービスはcTraderをまったく読み取れません。そのため、記録を公開したいcTraderのトレーダーには、これまで置き場所がありませんでした。

ShowMyTradesで確認できる場所

cTrader口座のIDにはctr-という接頭辞が付きますが、見え方はほかの口座とまったく同じです。統計パネル、チャート表示、月次リターンの表、認証済みの運用実績のバッジも共通です。

正直にお伝えしておく違いが2つあります。1つは、ターミナルの診断情報(Ping、パケット再送、ターミナルのビルド)がないことです。これらは、口座の持ち主が自分のMetaTraderターミナルに入れた当社のEA(エキスパートアドバイザー)だけが集める情報だからです。もう1つは、マジックナンバーがMQLと同じ形ではcTraderに存在しないことです。そのため、取引は戦略別に分かれず、すべて「裁量」に分類されます。

よくある誤解

  • 「cTraderなら約定が良い」:cTraderは執行に関する情報を多く見せるプラットフォームで、RAWスプレッド口座と組み合わされることもよくあります。ただ、執行の質を決めるのはソフトウェアではなくブローカーです。ロゴで判断せず、自分の口座で実際に測ってください。
  • 「cBotはEAと同じ」:考え方は同じでも、言語も実行環境も違います。MQLで書かれた戦略は、書き直さない限りcTraderでは動きません。
  • 「取引件数はMetaTraderの記録と一致するはず」:一致しません。ポジションベースでまとめられるため、MT4なら4件の注文として記録される買い増しが、cTraderでは1つのポジション(平均価格も1つ)として表示されます。

連携は1分ほどで終わります。OAuthの流れと、ページに表示される内容はcTrader口座の記録をご覧ください。

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