MT4・MT5の取引成績を自分のWebサイトに表示する方法
MetaTraderで取引していて、自分のWebサイトも持っている。それなら、取引の成績をサイトに載せたいと考えるのは自然なことです。収益率のチャート、月次リターン、場合によっては保有中のポジションも。しかも、いちいちエクスポートしなくても常に最新の状態であってほしいはずです。
MetaTraderだけでは、これはできません。このガイドでは近道を紹介します。口座をShowMyTradesに読み取り専用で連携し、公開して、ウィジェットをページに貼るだけです。手順はMT4でもMT5でも同じで、費用もかかりません。
🧰 MetaTraderだけでできること
選択肢は3つありますが、どれもサイト上でリアルタイムに動くチャートにはなりません。
| 標準の機能 | できるもの | 足りない点 |
|---|---|---|
| レポート(「口座履歴(Account History)」タブで右クリック →「レポートの保存(Save as Report)」) | 表と残高グラフの画像が入ったHTMLファイル | 手作業でアップロードするファイルで、保存した瞬間から内容が止まったまま |
| パブリッシャー(FTP)(ツール(Tools)→ オプション(Options)) | 同じレポートを、設定した間隔でFTP経由で自分のサーバーへ送信 | FTPアカウントが必要で、ターミナルも起動したままにしておく必要があります。結局は自分のサーバーに置いた生の表なので、手が加えられていないと信じる理由が訪問者にはありません |
| スクリーンショット | 画像 | 数字を写した画像にすぎず、誰でも作れます |
いちばん近いのは2つ目ですが、そこにこそ本当の問題があります。ファイルが置かれるのは自分のサーバーです。読む側からは、それがブローカーの出した数字なのか、見せたい数字なのか区別がつきません。
ウィジェットならこの問題は起きません。データが一度も自分の手を通らないからです。訪問者のブラウザがShowMyTradesにデータを求め、ShowMyTradesはそれをブローカーから読み取ります。
🔌 ステップ1:口座を読み取り専用で連携
無料で登録し、ダッシュボードで口座を追加を開いて、MetaTrader 4か5を選びます。連携方法は2つあり、どちらも読み取り専用です。どちらの方法でも、取引の発注・変更・決済はできません。
| 方法 | やること | 知っておきたいこと |
|---|---|---|
| 投資家パスワード | 口座番号、サーバー、投資家パスワードを入力 | インストールは不要です。当社側で定期的に口座を読み取ります |
| エキスパートアドバイザー(EA) | 当社の小さなEAを、ターミナルのチャート1つに設定 | ターミナル(またはVPS)が動いている間、取引に合わせてデータを送ります。ターミナル自体の稼働状況も報告します |
投資家パスワードは、取引に使うパスワードとは別物です。MetaTraderの口座には必ず、閲覧専用の2つ目のパスワードがあります。設定はターミナルから行います。MT4ではツール(Tools)→ オプション(Options)→ サーバー(Server)→ 変更(Change)、MT5ではファイル(File)→ パスワード変更(Change Password)を開き、どちらも投資家パスワード(読み取り専用)を選びます。
過去の取引履歴はすべて取り込まれ、統計も自動で計算されます。時間加重収益率、ドローダウン、月次リターン、銘柄別の成績まで、設定は一切いりません。
🌍 ステップ2:口座を公開
ウィジェットは公開ページを表示するものなので、口座を公開しておく必要があります。ダッシュボードで口座を開き、設定で公開設定を公開中にします。
ウィジェットはサイトに載せたいけれど、「公開口座を探す」の一覧には口座を出したくない場合は、代わりに限定公開(リンクを知っている人のみ)を選びます。ウィジェットは同じように動き、ページにはアドレスを知っている人だけがアクセスできます。
公開する前に、同じ設定画面のプライバシー設定も確認してください。口座番号、ロット数、保有ポジション、決済済み取引、損切り・利確、取引コメント、取引メモを非表示にできます。ここで非表示にした項目は、ウィジェットにも表示されません。
📋 ステップ3:ウィジェットをコピーして貼り付ける
ダッシュボードでウィジェットを開き、口座を選んで表示する内容を決めます。最初の埋め込みでいちばん選ばれているのはエクイティカーブです。ウィジェット作成ページではリアルタイムでプレビューでき、次のようなコードが発行されます。
<iframe
id="smt-equity-a1b2c3d4e"
src="https://showmytrades.com/widget/YOUR-ACCOUNT-SLUG?type=equity&theme=auto"
width="100%"
height="400"
loading="lazy"
frameborder="0"
style="border-radius: 8px; width: 100%;">
</iframe>
<script>
(function() {
var iframe = document.getElementById('smt-equity-a1b2c3d4e');
window.addEventListener('message', function(e) {
if (e.data?.type === 'widget-resize' && e.source === iframe.contentWindow) {
iframe.height = e.data.height;
}
});
})();
</script>
チャートを表示したい場所に貼り付ければ、作業は終わりです。最後の数行のスクリプトは、ウィジェットの高さをページに伝えるためのもので、これがあると内側にスクロールバーが出ません。消さずに残してください。
貼り付ける場所は、サイトを何で作っているかによって変わります。
- WordPress:カスタムHTMLブロック。詳しくはWordPressに取引成績を追加する方法をご覧ください。
- Wix、Webflow、Squarespace、Shopify:それぞれに埋め込み用の要素があります。サイトビルダー別のガイドをご覧ください。
- 素のHTML:
<body>内ならどこでも構いません。
📊 どのウィジェットを表示するか
インタラクティブウィジェットは7種類あります。MetaTrader口座で実際によく使われているのは次のとおりです。
| 見せたいもの | ウィジェット | 補足 |
|---|---|---|
| 口座の成長 | エクイティカーブ | 1つのチャートで5つの表示を切り替え:収益率、残高、損益、取引ごとの収益率、ドローダウン |
| 主要な数字 | 統計カード | 収益率、ドローダウン、残高、有効証拠金。サイドバーに収まる大きさです |
| 月ごとの成績 | 月次リターン | 表またはチャート、%表示または金額表示 |
| 取引している銘柄 | 通貨ペア別統計 | 銘柄ごとのロング、ショート、合計 |
| 個々の取引 | 取引履歴テーブル | 決済済み取引と保有ポジション |
| すべて | フルダッシュボード | 認証バッジも含めた口座ページ全体。専用のページを1つ用意してください |
同じ口座で複数のEAを動かしている場合、口座ページではマジックナンバーごとに成績が分かれて表示されます。ウィジェットからクリックしてきた購入希望者も、戦略ごとの成績を個別に確認できます。
サイズ、テーマ、色を含めた全一覧はウィジェットのガイドにまとめています。
🛡️ 訪問者が信用できる理由
どのウィジェットにも、ShowMyTradesの口座ページへのリンクが付いています。このリンクがあるからこそ、サイト上のチャートはスクリーンショット以上の価値を持ちます。読者はサイトの外に出て、運営者本人には手出しできないページで同じ数字を確かめられるからです。
その先は、口座ページにある2つのバッジが引き受けます。運用実績認証済みは、データが読み取り専用の連携を通じてブローカーから届いていることを示します。取引権限認証済みは、ページを公開した人がその口座を実際に管理していると証明したことを示します。両方を取得する方法は数分で済むので、何かを埋め込む前に済ませておくことをおすすめします。
⚠️ よくある4つのトラブル
- 口座が非公開に戻っている。ウィジェットは止まり、代わりにお知らせが表示されます。ウィジェットが動き続けるのは、公開中と限定公開の2つの設定だけです。
- スクリプトが削除されている。チャートが固定サイズの枠に収まり、スクロールバーが出ます。コードはまるごと貼り付けてください。
- ターミナルが止まっている(EA方式)。ターミナルが再び動き出すまで、データは最後に送信された時点で止まります。VPSを使えば避けられます。投資家パスワード方式でも避けられます。インストール不要で、パソコンの電源が入っていてもいなくても更新が続くからです。
- テーマがサイトと合っていない。「自動」は訪問者のシステム設定に従うもので、サイトのデザインには合わせません。サイトが常にライトまたはダークなら、ウィジェット作成ページでテーマを明示的に指定してください。
❓ よくある質問
本当に無料ですか?
はい。口座の連携、公開ページ、すべてのウィジェットが無料です。ページにもウィジェットにも広告は表示されません。
この連携で取引の発注や決済はできますか?
できません。投資家パスワードはもともと閲覧専用の仕組みで、EAは口座データを読み取って送信するだけです。どちらの方法でも取引はできません。
どのブローカーでも使えますか?
MetaTrader 4または5を提供しているブローカーなら使えます。連携するときに、ブローカーのサーバーを一覧から選びます。見つからない場合はお問い合わせください。
VPSは必要ですか?
投資家パスワードなら不要です。当社側で口座を読み取るためです。EAの場合はターミナルが動いている間だけデータが送られるので、パソコンを常時つけていないならVPSがあると安心です。
デモ口座も表示できますか?
はい。ページにはデモ口座であることが表示されます。この表示はブローカーのデータに基づくもので、自分で選ぶ設定ではありません。
チャートが表示されるまで、どのくらいかかりますか?
口座を連携するとすぐに履歴の取り込みが始まり、完了するとウィジェットにデータが入ります。履歴が非常に長い場合は、そのぶん時間がかかります。
🔗 関連ガイド
- 認証済みの成績をどこにでも埋め込む:すべてのウィジェット、形式、オプション
- WordPressに取引成績を追加する方法:エディター別のコードの貼り付け場所
- 取引口座を認証する方法:訪問者が確かめる2つのバッジ
- 販売ページでEAのフォワード実績をリアルタイムに見せる方法:販売しているのがロボットの場合
MetaTrader口座を無料で連携して公開し、最初のウィジェットを貼ってみてください。先にウィジェット作成ページを試したい場合は、登録なしで開いて、公開されている口座からウィジェットを作れます。